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takenaka coffee

ケニア

ニエリ サンルージュ

明るい芳香なケニアらしいカシスフレーバーとジューシーさからキャラメル感、そして甘味を残し、飲みごたえのあるボディ感。仕上がったザ・ケニア。

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 赤く熟したコーヒーチェリーと太陽のように明るくジューシーなケニアの酸味を、太陽と深紅の口紅色に重ね合わせて[サンルージュ]と名付けられました。

 

◆カリンドゥンドゥ・ファクトリー

カリンドゥンドゥ・ファクトリーは、バリチュ生産者組合に所属しており、このファクトリーにコーヒーチェリーを持ち込むコーヒー農家に栽培方法やその他の重要な農法の教育を行うことで、品質を安定させ、より高い報酬を還元、生活水準の底上げと更なる利益への投資という正の循環を作り出すことを目的としています。

 

標高1,650m, 年間降雨量1,100mmコーヒーの生育に必要なミネラルと有機物を含む赤色火山性の土壌に覆われています。

 

この理想的な条件から生み出されるコーヒーは明るく上質な酸質、ボディ感、カシスのような風味を持ち、世界中から愛されています。近くを流れるラガティ川から水を引き込み、パルパー4基と5つの発酵槽を使い、水洗処理を行います。発酵処理を終えたコーヒーは乾燥テーブルの上に均一の厚さに敷き詰められます。気候や周囲の温度によって異なりますが、概ね7日から15日をかけて乾燥が行われます。

  

◆バリチュ生産者組合

バリチュ生産者組合は、ケニア山を中心にニエリ県の南部で生活している1,450戸の小規模農家を構成員とする協同組合です。前年の収穫物から積み立てた資金をもとに、農家への学費の前払いを行うことで、組合員の農家は安心して子供たちは学校に通わせることができます。

 

農家の家族が必要な生活必需品を購入するための資金や、コーヒー以外の農作物の購入、緊急時の資金へのアクセスといった金融セーフティネットの役割も果たしています。

バリチュ生産者組合は、地道に農家との関係を築き、支援し、構成員、地域全体全体の利益を底上げしています。特定の農園が営利を追求することのできるダイレクトトレードという仕組みでは見過ごされがちな、地域全体をインクルーシブに発展させるという重要な役割を生産者組合は担っています。

 

こういった複数の地域に根を下ろした組合が発展することが、ケニアで生産されるコーヒー全体の品質基準を向上させるためには真に重要だと言われています。

 

酸味 ★★☆☆☆

苦み ★★★☆☆

甘み ★★★☆☆

香り ★★★★☆

こく ★★★★★

 

焙煎度合い  フルシティーロースト

 

生産地区      中央州ニエリ県コンユ

標高        1650m

規格        AA

精製方法      フリーウォッシュト

栽培品種      SL28,SL34 

ケニア

国名 ケニア共和国
面積 約58万k㎡
首都 ナイロビ
主要言語 スワヒリ語、英語
 生産地 ニエリ、キリニャガ
収穫時期  6月~7月、11月~3月の年2回

特徴   ケニア産コーヒーのほとんどがウオッシュト(水洗式)である。農協の場合収穫されたコーヒーチェリー(コーヒーの赤い実)は近くの「ファクトリー」と呼ばれる精製施設に運ばれる。乾燥はアフリカンベットとよばれる棚での天日乾燥が主流である。風味はしっかりとしたコクと柑橘系の酸味となめらかな甘みのバランスが良い。また、フルーティーな香りとアフターテイストが長く続く。