
コーヒーを美味しく淹れたいと思っている方へ。
実は、一杯だけ淹れるよりも、一度に二杯分淹れたほうが簡単で、安定した味になるって知っていましたか?
私のコーヒー教室の初心者コースでは、いつも「2杯どり」で説明しています。YouTubeなどでも、多くの方が2杯どりで美味しいコーヒーの淹れ方を紹介しているんです。
「でも、一人しか飲まないのに2杯もいらない…」という方もいるかもしれませんね。でも、2杯どりにはちゃんと理由があるんです。
1杯どりより2杯どりがオススメな理由
コーヒーを一杯だけ淹れる場合、コーヒー豆の量は10g~12gほど。これに対して2杯どりなら20g使います。この豆の量の違いが、実は淹れやすさや味の安定性に大きく関わってきます。
1. ドリップの的が大きくなる
コーヒーの量が少ないと、ドリップの的が小さくなり、お湯を均等に注ぐのが難しくなります。その結果、お湯が一気にドバッと出てしまうことも。
2. 味が安定しやすい
一杯だけだと、コーヒー液が早く下に落ちてしまい、軽い味わいになりがち。逆に2杯どりなら、適度にコーヒーの成分が抽出され、しっかりとした美味しいコーヒーになります。
ドリッパーの設計にも関係あり!
実は、2人用のドリッパーは、もともと2杯分を淹れる前提で設計されています。そのため、1杯だけ淹れるよりも2杯分淹れたほうが、よりバランスの取れた味になるんです。
また、4人用のドリッパーでも同じことが言えます。2杯や3杯分で淹れるよりも、4杯分をしっかり淹れたほうが美味しいコーヒーができるんです。
うまく淹れられないなら、まずは2杯どりを試してみよう!
「コーヒーの味が安定しない」「うまく淹れられない」という方は、ぜひ1杯ではなく2杯分を淹れてみてください。たとえ1杯しか飲まないとしても、少し多めに淹れることで、より安定した美味しいコーヒーを楽しめますよ!
ぜひ試してみてくださいね♪