コーヒー豆は保存が効くと思われがちですが、生鮮食品と同じくらいデリケートです。コーヒー豆は焙煎すると時間とともに劣化し、酸化していきます。酸化した様子が目に見えてわからないことが、さらに分かりにくくさせているのだと思います。
野菜やタマゴも常温で置いておくということはしません。冷暗所に保存していれば味も鮮度も良い状態をキープできることになります。
コーヒー豆も同じように取り扱うと、美味しさや香りを保つことができます。
他の食品と同じようにコーヒー豆も高温多湿・直射日光にさらされるのが一番よくありません。高温多湿・直射日光が避けられる場所は冷凍庫の中です。冷蔵庫の中よりも冷凍庫の中のほうがいい理由は、
1. 気温が低い(温度が10℃低くなると持ちが2倍になります)
2. 冷凍庫の中の湿度は20%前後と低い
3. 直射日光が当たらない
冷凍庫に保存する場合は、空気を抜いてチャック付きに袋に入れて保存しておくと場所も取らずにとても便利です。
※冷凍保存したコーヒー豆・粉を使用するときの注意点
冷凍保存したコーヒー豆・粉は解凍せずにそのまますぐに使用してください。また、必要な分だけのコーヒーを取り出したら残りはまたすぐに冷凍保存してください。常温のままで置いておくと、水分が出てきて劣化が早くなりますのでご注意ください。
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