「takenaka coffee」はコーヒー豆の専門店。自家焙煎のおいしいコーヒー豆をお届けします。
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アイスコーヒーに合うコーヒー豆はなぜ深煎りなのか?

なぜ、深煎りに焙煎されていることが多いのかというと「人間の味覚は冷たくなると

酸味を強く感じやすく、逆に苦味を弱く感じる」ことが関係しています。

 

また、五味(甘・酸・塩・苦・辛)のなかで涼感を覚えるのは苦みです。

暑い夏に上品な苦みを楽しむのにアイスコーヒーはまさにうってつけです。

 

アイスコーヒーは当然、冷たい飲み物ですから、同じ濃度ならば、ホットコーヒーよりかなり苦みがうすく

感じられます。

なので、冷たくても程よい苦みを出すためにコーヒー豆は深煎りで、しかも濃いめに抽出します。

そして、アイスコーヒーによく合う豆は肉厚のコーヒー豆を深煎りにしたものがベストです。ケニア、タンザニア、コロンビアの深く焙煎したものがアイスコーヒーによく合います。

 

 

深煎りの豆はテカテカと黒光りしているのか?

 

 

アイスコーヒー用の深煎りにした豆はテカテカと黒光りしているのが特徴です。

これは「コーヒーオイル」と呼ばれる油脂です。

 

深煎りにすることで細胞が大きくなり豆の表面に浮いてきますが、品質には問題ありません。焙煎している直後からオイルが出はじめ、煎りたてであってもテカリがあります。

 

缶や瓶に保存しているとオイルが付きますので、その時はティッシュできれいに拭き取るようにしてください。そのまま放置しておくと嫌なにおいがしてきます。

 

コーヒーミルについたときもきれいに拭き取るようにしてくださいね。