コーヒーは「鮮度が最も重要」と多くの焙煎士は言っていますよね。私もその一人です。(笑)
焙煎してから時間が経ち、鮮度が落ちて、コーヒー豆が酸化していき、おいしくなくなるという話は、コーヒー好きの方ならもうご存知だと思います。
では、焙煎した直後のコーヒーは本当においしいのでしょうか?
実は、そうではないんですね。
焙煎した直後のコーヒーを飲んでみると、ちょっと尖ったような不安定で浮いた感じの味になりがちです。
ですので、焙煎してから1,2日置いたほうが角がとれて、
まろやかで、落ち着いた味になります。
特に、深煎りのコーヒー豆は、1週間くらい置いて、豆の表面がコーヒーオイル
でてかりだしてきた感じが、一番飲み頃です。
焙煎してから1週間くらいたったコーヒー豆を買ったほうがいいですよとは言っても、
コーヒー豆200~300g買って2,3日で飲みきるというご家庭は少ないと思います。
味の変化を楽しみながら、最後の最後までおいしいコーヒーを飲んでほしいので
できるだけ新鮮なコーヒー豆を購入されることをおすすめしています。