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抽出は最初が肝心

  • 抽出は最初が肝心

コーヒーの抽出において一番大切なのは、蒸らしの段階とから抽出量の最初の1/3までの間です。

 

蒸らしがうまくできなかったり、蒸らし時間が短いとコーヒー成分を十分に引き出すことできません。

 

また、抽出量の最初の1/3の間でコーヒーのエキスをうまく引き出さないと美味しいコーヒーになりません。

 

だし汁の一番だしやビールの一番搾りと同じように最初にうまみ成分がたっぷり入ったコクのある液体が抽出されます。

 

コーヒーも同じで初めの1/3をうまく抽出できたら、もうしめたもの。

あとは気を楽にして淹れても美味しいが出来上がります。

 

何事も最初が肝心ということですね。

 

  • コーヒーの泡のサイン

コーヒーを何回も淹れていると、コーヒー粉の様子で今どういう状態なのかわかってきます。

あなたもこんな経験がありませんか?

 

例えば、はじめの蒸らしの段階でプクプクと泡が出てくる。

これはコーヒーが暑がっているサインです。もう少しお湯の温度を下げてやると、ちょうどよい湯加減になり気持ちよくおいしいコーヒーを出してくれます。

 

ドリップしているときに出てくる泡の色、始めは茶色だったのがだんだんうすくなり白っぽくなってきます。

 

この白い泡はコーヒーのアクです。

 

このアクが落ちるまで抽出すると、エグミや雑味まで抽出してしまうので、アクが上に浮いている状態でドリッパーを外します。そうすることでエグミや雑味のない美味しいコーヒーになります。

 

まだ出ているので、もったいないなぁと思って最後まで出し切るとエグミと雑味が入ったコーヒーになります。そうするとコーヒー液が濁ったり、冷めてくると渋いコーヒーの味に変わります。

 

コーヒーの抽出とは始めの美味しい成分を抽出して、後から出てくる美味しくない成分を抽出しないことです。